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新春に幸多き一年を願い、いただく大福茶。
京都を中心とした関西地方や煎茶道をたしなむ方には、お正月の「大福茶」は欠くことのできないものです。
空也上人ゆかりの寺「六波羅蜜寺」では、正月三ヶ日大福茶がふるまわれ、飲めば一年の悪疫から逃れられるといい大勢の参詣者で賑わいます。
大福茶の由来は 、村上天皇の治世に京に疫病が蔓延し、六波羅蜜寺の空也上人が大ぶりの茶碗に梅干を入れたお茶をふるまったところ疫病が下火になり、その後村上天皇が正月元旦に同じお茶を服して人々の無病息災を祈ったということです。王が服す茶で「王服茶」、これが「大福茶」になったようです。
煎茶に梅干、結び昆布を入れ家族一同うちそろっていただく縁起茶ですが、新春を寿ぐにふさわしいものです。
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