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vol.1 新 茶っぷりんのひとりごと 2010. 2.14

「茶っぷりんのひとりごと」は2004年6月を最後にブログに移行したのだが、数年前からまったく更新されないままほったらかしの状態が続いている。
ダイヤルアップでインターネットに接続する環境下では、ブログを開くだけで案外時間を要する。また、書きかけて途中で置くことができないので、文章が次第に雑になったのは否めない。時間の余裕がある時のみ書いていたら、とうとうさっぱり書く気が喪失してしまった。
今一度初心に帰ってゆっくりと書いてみたいと思う。
久しぶりに「茶っぷりんのひとりごと」を読み返してみると、世の中の移り変わりと自身の稚拙さが垣間見える。
自身の稚拙さはさて置き、特にIT関連の進歩は特筆に値するだろう。なかでも昨今のネット販売サイトの躍進には目を見張るものがある。
茶っぷりんは店主のネット上でのハンドルネームであり、2000年前半のBBSが盛んだった頃は書き込みに精を出したものである。サイトにはたいてい掲示板が開設され、サイトオーナーや訪問者とのよき交流の場として提供されていた。
しかし今やプロと称した多くの業者がサイトの構築運営に関わるようになった。
掲示板は時代の流れの中で消え去る物の一つとなった。
ネットショップ創世記の良き時代は終焉し、誰もがホームページなる物を業者の言いなりに多額の料金を惜しげもなく費やして開設するご時世である。
ショップの格差は歴然となり億万長者が輩出される一方で、集客や販売とは無縁のサイトを立ち上げた故に必要経費が嵩み、挙句の果ては貧乏くじを引き当てたままでの撤退を余儀なくされている店舗の多いことか。
私のお気に入りのサイトがある。
コンテンツやデザイン等、コンビニ状態化した変わり映えしないそれとは違って、そこはサイトオーナーが自らの言葉で語っている。文章からあふれ出る何者にも負けないその人自身の味が、サイト訪問者に安らぎと安心を与えている。ご本人はお気付きではないかも知れないが、味気ない文章で整然とした人間不在のサイトにならぬよう密かに祈っている。
「それならお前はどうなんだ」と言う声が聞こえてきそうである。
「いやはや10年というキャリアを持ちながらも未だに試行錯誤している状態なんだよ」と答えてお茶を濁しておこう。
vol.2 地デジ化 2010. 2.17
 2011年7月24日までにアナログテレビ放送は終了し、デジタルテレビ放送に移行する。地デジ化が発表されたのは何時のことだったか。現在共同アンテナでテレビを視聴している当地区では、各戸がUHFアンテナを取り付けることを前提に地デジの電波が届いているかどうかを専門のアンテナ業者に調査してもらったところ予想通りダメだった。
強風でアンテナが動くとまったく映らなくなってしまうという経験を持つ私は、アンテナを立てるという選択肢が消えてほっとした。
たいていはその家の主人が屋根に上り、室内で画面を見ている家族から「映った」「また見えなくなった」との声を頼りにアンテナを調整をしなければならない。我が家では強風のせいでせっかく屋根に取り付けた大型の看板を下ろさざるを得なかったくらいだ。建物の構造上、度々屋根に上がることはそう簡単にはできない。。
老人世帯ではそんな時どうするか。ましてや風が吹く度映らなくなってしまうテレビは災害時の情報伝達手段にはなり得ない。
電波を送る側の論理は山間部の老人世帯にはなかなか通用せず「私は今のままでいいですから」との声が上がったのも無理からぬことである。
これを機にテレビから離れられればいいのだろうがそうもいくまい。
テレビの地位というのは世代によってまったく違う。若年層にとっては多様な選択肢の一つにすぎないが、一部の高齢者にとっては社会に開かれた唯一の窓であったりする。
地域の集会で諸々の負担を軽くするには、ケーブルテレビに加入して受信する方法が一番ではないかとの案が出された。
しかし諸事情からなかなか話は進展しなかった。地上波はあきらめパラボラを付けるという私の選択には、家族が今まで観ていたものが観られなくなると却下した。
2009年4月、テレビ共同受信組合長を始めとする多くの方のご尽力もあり、ようやくケーブルテレビ加入にこぎ着けることができた。
当初は11月頃の予定だったが、総務省が共同受信施設のデジタル化対応に助成金を交付すると発表。
それを待って2月からケーブルテレビの工事が始まった。
そして遂に我が家のテレビもケーブルテレビに繋がった。共同受信組合一括加入の場合のみ適用されるコースがあり、一般加入に比べると月々の費用負担も大幅に少なくてすむ。チャンネル数も増えた。今まで県境に位置する地域のため隣県の番組しか観られず不便だったがこれも解消された。後はデジタルテレビの購入のみだ。
テレビの映り具合もたいへん良い。テレビ自体が変わった気がする。ただし、テレビ画面右上に「アナログ」と嫌がらせのように表示されているのを除けば。
ol.3 今年の夏は 2010. 9.16

今朝家人がコウモリを見つけた。ドアを開けるといきなり頭の上に落ちてきて驚いたようだ。
丸くなってほとんど動かないが、タオルにくるんで箱の中に入れておいた。
昼食を済ませ、たぶんダメだろうと思いつつ見に行くと手足を動かしている。触るとチッチッと人が舌打ちするかのように鳴き、小さな口を大きく開けて歯を見せる。
手のひらに乗せ水の入ったドリンクのキャップを口元に近づけるとゴクゴクと飲み始めた。手に伝わるかすかな鼓動が何とも愛おしい。
箱に戻してしばらくして行って見ると、傍に置いていたのれんの棒の部分に逆さにぶらさがっていた。箱の中にいた時はネズミとたいして違わないように思ったが、ぶら下がった姿はまさしくコウモリである。
今夕には飛び立ってくれることを祈るが、発見時の経緯を思うと無理かも知れない。野生動物が人間に簡単に捕まるということはどこか異常があることの証拠。
野生鳥獣は勝手に飼ってはいけないし、どうしたものかと頭を悩ませる。
最近サル、イノシシ、クマの出没がテレビのニュースでしばしば取り上げられる。
この辺りの畑も軒並みイノシシに掘り返され、里芋やサツマイモの収穫は望めないようだ。各所にトタン板が張り巡らされ害獣からの侵入を防いでいる。
家の隣の畑ではイチジクを栽培しているが、畑の主が病に倒れ手入れができず今年の実は非常に小さい。その実をヒヨドリとメジロが群れでやって来て食べつくす。夜明けから夕暮まで入れ替わり立ち替わりで熟れたイチジクはまったく見当たらない。
例年なら取り残したイチジクが無残に垂れ下がり、やがて落ち悪臭を放っていたのに。
「こんなことはなかった」ということがやたら目につく。
そろそろお彼岸も近いというのに彼岸花を見ない。地温のせいだと聞いた。
最近、ガの一種であるハスモンヨトウが急増しているとして県内全域に注意報が出された。我が家の青じそとサンショウも何者かに食いつくされ茎と枝のみになってしまった。
夏場の高温少雨の影響がいろんな所に出始めている。
しかし、一番に割りを食うのが野生の動植物とはやりきれない。
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